サッカー観戦をしはじめたばかりで、ポジションの役割がわからない方はおられませんか。
サッカーはスターティングメンバー11人にそれぞれ違った役割を持ちます。
その中の1つであるフォワードについて、この記事では
- フォワードの役割
- フォワードに求められる能力
- フォーメーションのごとの役割
について解説していきます。
この記事を読んでフォワードというポジションを深く知り、サッカーをより楽しみましょう!
フォワードの役割とは?

フォワードとはスターティングメンバー11人の最前線に立ち、相手ゴールに最も近いポジションでプレイします。
戦術やフォーメーションによってフォワードの役割も大きく異なりますが、ここでは一般的なフォワードの役割について紹介します。
得点に関わる

フォワードの醍醐味といったら、なんといっても得点に関わることでしょう。
フォワードの動き方としては、右サイド、左サイドを駆け上がった味方選手のクロスにヘディングで合わせる動き。
味方のロングパスやフリーキックなどのセットプレイでターゲットになり、得点を決めるなど。
味方がシュートを打った際には、こぼれ球に反応し、得点を決められる準備をしておくことが重要です。
この得点を決められるか決められないかで試合展開が大きく変わってくることや勝ち負けにも直結することがあります。
また、フォワードの役割は得点を決めることだけではありません。
自分が得点を決めるだけでなく、味方選手が攻めやすいようにサポートすることも必要となります。
例えば、味方選手のパスを受けて、相手ディフェンダーを背中で受けて、味方の上がりを待つポストプレイ。
相手ディフェンダーからボールを取られないように体を張ります。
また、自分が決められない状況でもパスすることで、相手ディフェンダーをかわすことができるため、フォワードの動きは重要となります。
相手ディフェンダーとの対決

次に相手ディフェンダーとの対決です。
フォワードと相手ディフェンダーは試合中の90分間で常に相対します。
相手ディフェンダーはフォワードに得点を与えないような守備をしてくるでしょう。
また、フォワードの動きを封じるべく、マンマークと呼ばれる相手ディフェンダーがフォワード1人にずっとくっついて守備をすることもあります。
味方選手からのスルーパスに抜け出して相手ディフェンダーを置き去りにする動きや相手ディフェンダーを自分の背中で背負ってのポストプレイ。
これらの時に相手ディフェンダーはどのような動きをしてくるでしょうか。
また、毎回同じことをしていると相手ディフェンダーに対策されてしまいます。
そのようなことにならないように相手ディフェンダーを惑わせる動きも重要となります。
例えば味方選手にパスを出すと見せかけて、相手ディフェンダーを抜いてのドリブル突破。
パスを出した瞬間に相手ディフェンダーの背後を取り、スルーパスをもらう体制に入るなど攻撃のチャンスを常に探ります。
前線からの守備

次に前線からの守備です。
一昔前のフォワードはあまり守備をせず、攻撃重視でしたが、現代サッカーではフォワードであっても前線からの守備の重要性や戦術が増えてきています。
前線からの守備は中央へのパスのラインを消し、相手チームのパスを封じる動き。
また、パスコースを限定させて、相手チームに攻めづらくさせる動きや相手に決定機を与えないよう献身的な守備が大切です。
そうすることで失点を防ぐことができ、パスカットからカウンターがしやすくなるといったメリットがあります。
また、前線から守備をすることで、相手ディフェンダーのバックパスをカットして相手ゴールキーパーと1対1の場面も作れることが。
フォワードが献身的に守備をすることで相手チームも攻める手が限られてくるため、重要な動きとなります。
フォワードに求められる能力

フォワードはプレイが得点に直結するようなポジションです。
このフォワードに求められる能力はどのようなものがあるでしょうか。
ここからはフォワードに求められる能力について紹介します。
自我が強い人
1つ目は自我が強い人です。
サッカーはチームプレイであることから協調性があった方がいいのではないかと思われる方もおられるかもしれません。
しかし、フォワードというポジションは多少は自己中心的、エゴが強い人が向いているといわれています。
プロサッカー選手でも、フォワードのポジションで出場している選手は自我が強い選手が多い印象です。
フォワードは時には抑える必要もありますが、味方が得点を決めてくれるという気持ちではなく、自分が得点を奪うという心構えの方が、向いています。
誰にも負けない武器がある
2つ目に誰にも負けない武器がある人です。
選手のタイプにもよりますが、足の早さやシュート精度、体幹の強さなど、なにか味方選手と比較して誇れる能力がある人。
このような人であればフォワードは向いているといわれています。
足が早ければ、相手ディフェンダーをドリブル突破できますし、シュート精度が高ければ、遠目の位置からゴールを狙う。
体幹が強い人であれば、ポストプレーで味方選手へチャンスメイクするなど自分が誰にも負けないという武器を活かし、フォワードとしての役割を全うしています。
フォーメーションによって違った役割も持つ
フォワードというポジションは一概にフォワードと呼ばれますが、フォーメーションによっては呼び方も異なります。
ここからはフォーメーションによって変わるフォワードの役割、呼び方を紹介します。
ワントップの場合
代表的なフォーメーションとして4-2-3-1や3-4-2-1などのフォーメーションがあります。
この最後の1がフォーワードです。
このときのフォワードはセンターフォワードと呼ばれます。
センターフォワードの場合、身長が高く、クロスやセットプレイなどではターゲットとされることが多いです。
また、体幹が強く、相手ディフェンダーを背負いながらのポストプレイなどを得意としている選手が多いイメージ。
現役サッカー選手では、ズラタン・イブラヒモビッチ選手
カリム・ベンゼマ選手
などがこのセンターフォワードに適任です。
ツートップの場合
4-4-2や3-5-2のなどのフォーメーションのとき、最後の2がツートップを表します。
ツートップは1人が先述したセンターフォワード、そしてもう1人がセカンドトップと呼ばれるフォワードになることが多いです。
セカンドトップのポジションは、センターフォワードから1歩か半歩くらい引き気味の位置、逆にミッドフィルダーからは少し前でプレイします。
センターフォワードが得点できるようにパスでアシストすることや、センターフォワードと同じく、得点を狙いにいくことが役割です。
このセカンドトップは身長があまり高くない選手が担っていることが多い印象です。
プロサッカー選手でも、現役サッカー選手では、パウロ・ディバラ選手
ルイス・スアレス選手
がセカンドトップと呼ばれます。
スリートップの場合
4-3-3や3-4-3などのフォーメーションのとき、最後の3がフォワードになります。
スリートップの場合、センターフォワードは変わらず、後の2人はライトウィング、レフトウィングまたはウィンガーとも呼ばれます。
センターフォワードの役割は前述してきたものと大きくは変わりません。
ウィングの場合、センターフォワードと同じ高さで左右のライン際で相手ディフェンダーとマッチアップすることが多々あります。
ドリブルに長けた選手や足の早い選手がウィングを任されることが多いです。
相手ディフェンダーの背後を取る動きや、ドリブル突破し相手ゴールキーパーとの1対1、サイドからセンターフォワードとのコンビネーションで決定機を作るなど。
戦術によってさまざまな動きを取ります。
現役選手ではリオネル・メッシ選手
モハメド・サラー選手
などがこのウィングにあたります。
まとめ

ここまでフォワードの役割やフォワードに求められる能力、フォーメーションごとのフォワードの役割について紹介しました。
フォワードについて簡単にまとめると、
- 最前線に立ち、得点に絡みながらも前線からの守備も忘れずに行う
- 求められる能力は自我が強いことや突出した武器がある
- フォーメーションによってフォワードの役割が異なる
ということです。
今回紹介した役割の他にもまだまだたくさんの役割を担っているフォワードが多いです。
実際にスタジアムでフォワードの動きを見てみるのもおもしろいですよ。
ボールを持っているときの動きや持っていないときの動きも見ることができるため、おすすめです。
ポジションの特徴を詳しく知って、サッカー観戦をより楽しみましょう!


コメント